北アルプス白馬大池2016年09月24日 23:32



 今回は、北アルプスの最北部 白馬乗鞍と白馬大池を歩いた。



 AM 7:00 ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園まで上がる









 大池から戻って来て、今晩泊まる栂池山荘

 余分な荷物を預かってもらって出発




 栂池周辺はまだ、紅葉には早い様子



 花の盛りは過ぎて、季節の移ろいを感じる



 標高も2000mを超えると、色付いた樹も少し見え始めた。


 曇り空の下に五竜岳、鹿島槍ヶ岳が見える



 



  標準時間内で天狗原到着

  ここ、天狗原は高層湿原で地糖も点在する所です
 





 最初は気付かなかったけど、周りを良く見渡すと、

 ゴロゴロした岩の上には祠が祀られてる



 高層湿原の秋の始まり



 分岐点

 

 ゴロゴロした大きな石の転がる急坂の途中で少し休憩
 
 後ろを振り返ると、色付き始めの紅葉が見れる




 大勢の登山者が大岩を攀じ登り登ってくる



 白馬乗鞍岳到着

 広くて平らな山頂部にはハイマツ帯が広がってる。

 そして、濃霧の時に頼りになる大きなケルンも設置されてる



 
 大池の山荘まではあと少し、白馬岳へ続く稜線が見えた。

 一番手前に見えるピークは、船越の頭、その先に小蓮華山



  池の畔の緑と黄色、そしてオレンジのコントラストが綺麗




 大池全景と赤い屋根の大池山荘




 鮮やかなオレンジ色の紅葉


 池の畔でくつろぐ人々



 小屋の売店ではカップ麺と少しばかりのパンの販売

 それに飲み物が数種あるくらいです。




 まだ昼過ぎなので、テント場はガラガラ。

 大半の登山者が白馬岳の往復、更に足を伸ばして白馬三山の

 縦走を計画してるでしょう。

 しかし、今日の午後から天気が下り坂、皆、今後の天気も気がかりだろう!


 
 
 登山道で少しだけ見つけた植物
 

 ツガザクラ



 名前は?
 1センチにも満たない小さな花



 赤い実が鮮やかな ゴゼンタチバナ



 大池の畔で見つけた、チングルマ



 チングルマは三度、楽しめる植物

 花と赤色の若い綿毛の頃、そし綿毛が白金に変化した時。

 天気は生憎の曇り、陽に照らされて白金に輝く姿を見れないのが残念!!




 少しゆっくりしてから下山.

  山荘まであと少しのところで、雨がポツリ、ポツリ。

 山荘に着くころには本降りに・・・・・



 何とか天気もギリギリでラッキーな1日でした。

 明日は雨、大雨で無ければよいのだけれど・・・・・




雨中の栂池自然園散策2016年09月30日 14:26



 前日の天気予報の通りの雨模様。

 昨晩から断続的に強く降ったり弱くなったり。

 朝の天気予報も、今日一日中、雨。

 白馬地方には雷注意報も出てる。

 それでも、雨なりの風情も楽しめる筈と荷物を山荘に預けて

 雨の湿原を歩き始めた・・・・・




 しかし、

 歩き始めて直ぐ、雨空に稲妻が光る。しばらくして聞こえた雷鳴。

 光ってからの間合いが長いので、雷はまだ遠そうだけど、

 広い湿原の中で雷ほど怖いものは無し、

 直ぐ様、引き返す事に・・・

 後から来た、家族連れもあわてた様子で引き返して行った。






  しばらく様子を見て、雷はあの一度だけ。

 大丈夫と判断して、再び湿原へと歩んだ。

 周りの木々の色付きはまだまだだけど、湿原の草花は綺麗な草紅葉

 を見せてくれてます。


















 気になる物を写真に収めながら歩く





 湿原を二分する沢

 雨で濁り、水量も多目。

 この先は、登山道に近い様な遊歩道。

 雨がまた一段と、強くなり始めたのでこの先は断念。




 滝の水量も多い。




 自然園の入り口付近に戻ると、風も強くなってきた。





 山荘に戻り、コーヒー飲んでしばしくつろぎの時間

 数名の方が、天気の回復を待ったり、濡れた服を乾かしてます。




 1時間を過ぎる頃、雨が小降りに変わり、

 待機していた人たちも湿原に向かったり、下山したりと行動を開始したので、

 自分たちも支度して、下山の途についた。









 ゴンドラに同乗した親子、大池から雨の中の下山で全身びしょ濡れ。

 登山道は谷川と化してたと話してました。